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「み」 みろくおどりで 元気百倍

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0016057 更新日:2020年7月22日更新

「み」

【読札解説】

 「鹿島みろく」は、鹿嶋市や神栖市などで近年まで盛んに行われていた鹿島地方に伝わる民俗芸能です。その歌と踊りは、主に地域のおばあさん達によって行われ、伝えられてきました。昭和の終わり頃までは多くの地区で行われていましたが、ほとんどが廃れ、現在市内では2から3地区が継承しているのみになっています。

 地区によって少しずつ歌詞が違っていたようですが、「彌勒(みろく)様が海の向こうから船に乗って幸福を運んでくる」という信仰と、地元の鹿島の神様を讃える内容が混ざり合った歌詞になっています。平成21年、鹿島みろくは、文化庁から記録保存の措置を必要とする文化財として「国選択無形民俗文化財」の指定を受けています。


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