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「て」 鉄を きたえて 千三百年

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0016051 更新日:2020年7月22日更新

「て」

【読札解説】

 『常陸国風土記(ひたちのくにふどき)』の鹿島郡の条(じょう)には、「慶雲元年(704年)に国司の采女朝臣(うねめのあそん)が鍛冶師の佐備大麿(さびのおおまろ)らを率いて、若松の浜の砂鉄を採って剣を作った。」と記載されています。このように古代から鹿嶋は製鉄と深い縁があります。市指定史跡である比屋久内(びやくうち)遺跡は木滝地区にあります。鉄くず(鉄滓(てっさい))や炉の跡が発見され、砂鉄を用いて鉄を作る “大鍛冶 ”の場所であったと考えられています。


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