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本文
【読札解説】
常陸帯(ひたちおび)は鹿島神宮の特別な宝物の一つです。昔から本殿奥深くの箱の中に納められていて開かれることはありません。この帯は、十四代仲哀(ちゅうあい)天皇のお妃である神功皇后(じんぐうこうごう)の腹帯と伝えられています。神功皇后が戦に出る時に鹿島神宮の神様のご加護を願ってこの帯を身に着け、応神天皇(おうじんてんのう)を無事にご出産したことにちなんで現在、鹿島神宮の安産のお守りにも用いられています。