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「む」 昔から 鹿島に伝わる 七不思議

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0016040 更新日:2020年7月22日更新

「む」

【読札解説】

 昔から鹿島神宮には、鹿島の七不思議として以下のものが伝えられています。

1 要石(かなめいし)

 地震抑えの石として有名で、徳川光圀が石がどこまで埋まっているのかを探ろうと、周囲を七日七夜掘らせたが、掘った穴が一夜にして埋まるため、諦めたという伝承があります。

2 御手洗池(みたらしいけ)

 こんこんと流れ込む湧き水は、日照りの時期でも水量に変りなく、澄み切って底の遠方が浅く見えます。池の周辺を巡っても、常に足元が一番深く見えるよう変化して見えるので、深さは大人でも子供でも胸の高さまでといわれます。

3 末無川(すえなしがわ)

 高天原の松林の中より湧き出る水が流れて小池となり、数十メートルほど流れて、地中に入って行末がわからないといわれています。現在、池の水は枯れてしまいました。

4 御藤の花(みふじのはな)

 藤原鎌足公のお手植えと言われ、この花が多く咲いた時は豊作、少ない時は凶作であると伝えられています。現在この藤の木は枯れてありません。鹿島神宮拝殿の東側にあったとされています。

5 海の音

 宮中地内で、波の響きが北の方に聞こえる時は快晴、南の方に聞こえる時は雨になるといわれています。

6 根上りの松

 鹿島山および高天原に生える松は、すべて伐り株より芽が出てくることから、幾度伐っても枯れないといわれています。

7 松の箸

鹿島山に生える松で箸をつくるとヤニが出ないといわれ、昔は正月の七日間は太箸と言って松の箸を作って使っていたそうです。


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