※ページIDとは各ページ上部に記載されている番号(7桁)です。
本文
【読札解説】
田植は、苗代で育てた稲を田んぼに移し植えることで、お米を作るうえでとても大切な作業です。そして豊作を祈り田植えの時期に行われるのが御田植祭(おたうえさい)です。鹿島神宮では、明治時代から始まり、現在では毎年5月1日に赤い襷(たすき)をかけた童女が集まり、笛や太鼓に合わせて田植歌を歌いながら御田植舞いを行い、豊作や健康に育つことを祈ります。
田の神を祀って、豊穣を願う農耕儀礼と結びついて祭礼になったとされ、全国各地で行われています。