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櫻齋随筆
記事ID:0050238
更新日:2022年11月1日更新
『櫻齋随筆』(おうさいずいひつ)について
(解読:鹿嶋古文書学習会)
『櫻齋随筆』は江戸末期から明治初期にかけて鹿島神宮大宮司の座に在った鹿島則孝公(塙大隅守)の日々の雑感を綴った随筆集です。
それは全60冊、7,000ページに及ぶ大作で、鹿島神領の筆頭神官を基としながら、当時の時勢や事蹟に応じて正確に記述しています。又、その一方、花や自然を愛でながら、和歌や漢詩を交えて雅趣豊かに表現しています。その度量と博識に裏付けされた文章は、自然界の山川草木から、寺社の有職故実(ゆうそくこじつ)まで網羅した奥深い逸文です。
ここでは、その内容の一部をご紹介します。
第1回 (一巻~三巻より)
一巻から三巻までの中で、「鹿島の地にまつわる題材」を抜萃しました。その数編を選んで紹介したいと思います。紹介するにあたって便宜上一~十までタイトルを付しました。
それでは、はしがきから順次ご紹介いたします。
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第2回 (四巻~六巻より)
第2回目として四巻~六巻より鹿島地域に関する事項を抜萃してご紹介します。今回も便宜上、一~十三まで章分けしてタイトルを付けました。
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出典
「櫻齋随筆」鹿島 則孝 著 深沢 秋男 監修 本の友社刊 平成12年11月10日復刻版発行
「櫻齋随筆 解読書」鹿嶋古文書学習会 編集 令和3年3月発行
*鹿嶋市立中央図書館に配架されています。