本文
四、 鹿島に中新道を開設
記事ID:0066582
更新日:2022年11月1日更新
(『櫻齋随筆』より)
文化5(1808)年、鹿島神宮大宮司家によって、桜町(現在の鹿嶋市宮中桜町地区)から鹿島神宮の二之鳥居(参道前の大鳥居)まで新しく道が開かれたと記載されています。この道が現在の桜町から二之鳥居までの道です。
読み下し文
文化五年戊辰十一月、桜町一同のものより願尓付天、當家
門前右手より神前二の鳥内迠、新道を開く。是を中新道と称須。
現代語訳
文化五(1808)年十一月、桜町一同の者より願い出があったので、当家(鹿島神宮大宮司家)が、門前右手より神前二の鳥居まで、新しく道を開いた。これを新中道という。