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夏休みが終わり,2学期が始まりました。今年は4年ぶりの新型コロナウィルス感染症の制限のない夏休みとなり,多くの経験ができた夏休みとなったのではないかと思います。
2学期は,新しい気持ちで挑戦と学びを深める絶好の機会です。1学期の経験を土台に,さらなる高みを目指し,日々の学びに臨む子どもたちの背中を,私たち大人はしっかりと支え,全力で応援,サポートをしてまいります。
さて,生成AIの登場により,AIと共生するSociety5.0が一歩進化した社会では,正しくコミュニケーションするための,国語力が生きていく上での重要な力として求められることになります。そのため,本市では9月から,読売新聞が作成した補助教材「よむYOMUワークシート」を,小学4年生から中学3年生を対象に試験的に導入しました。リアルなニュースを基に作成されたこの教材を活用することで,読み解ける力を身につけるとともに,言語能力や情報活用能力,論理的思考能力を伸ばし,要約すること,書くことなどの表現力の向上が図れると考えております。
また,子どもたちが安心して安全に学び続けられる環境を提供するために,関係機関と連携しながら,健康管理,感染予防,通学路の安全等に最善を尽くすとともに,授業改善を通し,質の高い教育を実現するための取り組みを進めてまいります。
最後に,この2学期が,子どもたち一人ひとりにとって,新たな発見や成果が豊富にある有意義な時期となることを心から願っています。そして,その過程での多くの挑戦や努力が,未来の大きな成果として実を結ぶと信じています。
鹿嶋市教育委員会教育長 川村 等