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このたび、はじめて市内の公立学校で新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
感染者が発生した学校は臨時休校とし、潮来保健所の指導のもと、校内の消毒、68名のPCR検査を実施しました。PCR検査の結果、本日12月1日には、教員15名および生徒45名の陰性が確認されました。また、12月2日(水曜日)には残り8名の生徒の結果が出る予定です。
今後、68名のうち潮来保健所から指定された教員2名を含む14名の濃厚接触者については、引き続き自宅待機となりますが、その他の生徒につきましては、国のガイドラインに沿って作成した新型コロナウイルス感染症等マニュアルに基づき、検査結果が判明次第、各クラス単位で登校を再開して参ります。
各学校では感染防止対策を講じながら教育活動を行っておりますが、現在の感染状況をみますと、いつ誰が感染してもおかしくない状況であるといわざるを得ません。
また、ご家庭で感染防止対策や人権問題等についてお願いしているところですが、引き続き、「もし家族が感染したら」と自分事として考えていただき、心ない誹謗中傷等が起こらないよう見守っていただきたいと思います。
感染された方やそのご家族が治療に専念し、学校に安心して登校できるよう、また、これ以上の感染が拡大しないよう、保護者の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
令和2年12月1日
鹿嶋市教育委員会教育長 川村 等