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地域に根づく祭頭歌

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記事ID:0050194 更新日:2021年3月29日更新

鹿島地方に伝わる大祭「祭頭祭」で使用されている囃子歌は、鹿嶋の人々に親しまれ、昔は酒宴の終りには、必ずこの祭頭囃子を皆で歌って、宴会を締める風習があったといいます。

「祭頭祭」以外の、鹿嶋の各地区の独自のお祭りや神社例祭でもこの囃子歌が使用されており、昔はこの祭頭囃子を様々な場面で耳にする機会が多く、深く地域に根付いていました。

茨城民俗学会編集「鹿島の祭頭祭」(昭和56年発行『国鉄鹿島線沿線の民俗』所収)では、鹿島神宮で行われる祭頭祭を「宮祭頭」、各村々で行われる村内の祭頭を「村祭頭」と区分して、沼尾地区で行われていた「村祭頭」を詳細に紹介するほか、沼尾地区以外にも、田野辺・猿田・小宮作・平井・鉢形・粟生・木滝・泉川・長栖・佐田・下塙・神野・爪木・須賀で、調査を行った昭和50年代に「村祭頭」が行われていたことを報告しています。

また、鹿島文化研究会編集『鹿島みろく』(昭和48年発行)の中でも、鹿嶋市内の多くの地区の神社例祭などの際に「みろく(鹿島みろく)」と「祭頭囃子」が使用されていた事が報告されています。

それでは、その祭頭囃子が使われている各地区独自のお祭りや神社例祭で、記録に残っているものをご紹介しましょう。


三月節句の祭頭囃(小宮作地区)

はだか祭頭(平井地区)


金砂神社の例祭(沼尾地区)

大六天様の当番禰宜の受渡し(佐田地区)

 その他の地区の神社例祭(須賀・大船津・平井・下津・神向寺地区)


祭頭囃子を聞いてみる↓

http://kashimashi.info/bunkazai/wp-content/uploads/2016年11月01日-トラック-1.mp3

祭頭囃子の歌詞

イヤーホエ 鹿島の豊竹(トヨタケ)
トホ ヨ ト ホ イヤー
イヤー トホヨトホヤ  アアヤレソラ
御社楽(オシャラク)トホヨトホイヤーホエ

イヤーホエ鹿島の豊竹トホヨトヤ
イヤートホヨトホヤアー ヤレソラ御社楽目出度いイヤーホエ
イヤーホエ若者揃ふたよトホヨトヤ

イヤートホヨトホヤアー ヤレソラ太鼓に合わせてイヤーホエ
イヤーホエ宮山参りトホヨトヤ

イヤートホヨトホヤアー ヤレソラ氏子の喜びイヤーホエ
イヤーホエ田作り人らはトホヨトヤ

イヤートホヨトホヤアー ヤレソラ御国の礎イヤーホエ
イヤーホエ大御代豊かにトホヨトヤ

イヤートホヨトホヤアー ヤレソラ五穀は豊穣だイヤーホエ
イヤートホヨ弥栄(いやさか)栄えてトホヨトヤ
イヤートホヨトホヤアー ヤレソラ目出度が重なるイヤーホエ
イヤーホエ豊年満作トホヨトヤ
イヤートホヨトホヤアー ヤレソラ御社楽目出度いイヤーホエ

※この基本的な歌詞に加えて、勢いに乗って様々にアレンジ等をされた歌詞が使われます。

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