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食中毒に気を付けましょう(妊婦さんとご家族に知っておいてほしいこと)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0062643 更新日:2022年6月1日更新

食中毒に気を付けましょう

細菌が原因となる食中毒は夏場(6~8月頃)に多く発生します。
妊婦さんや小さなお子さんは細菌やウイルスによる食中毒に特に注意する必要があります。

​​食中毒を防ぐポイント

食中毒を予防するためには、

  1. 食中毒菌を「つけない」
  2. 食中毒菌を「増やさない」
  3. 食中毒菌を「やっつける」 

上記のことが大切です。
普段の買い物や調理、保存方法などを見直してみましょう。

(1)食品の購入

  • 消費期限を確認しましょう。 
  • 肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買いましょう。
  • 肉や魚などはビニール袋に入れ他の食品と分けましょう。
  • 購入後は寄り道をせず、すぐに帰りましょう。

(2)家庭での保存

  • 冷蔵や冷凍の必要な食品は、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に保存しましょう。
  • 肉、魚、卵などを取り扱うときは、取り扱う前と後に必ず手を洗いましょう。
  • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保ちましょう。
  • 冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎないようにしましょう。

(3)下準備

  • 肉や魚などの汁が、果物・野菜などにつかないように注意しましょう。
  • 使用した包丁、まな板などの調理器具はよく洗い、熱湯かけて消毒しましょう。
  • 冷凍食品の解凍は冷蔵庫や電子レンジを利用し、自然解凍は避けましょう。
  • 冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さないようにしましょう。

(4)調理

  • 肉や魚は十分に加熱。
    中心部を75℃で1分間以上の加熱が目安です。

(5)食事

  • 残った食品は長時間、室温に放置せず、すぐに冷蔵庫へ保管しましょう。

(参考)政府広報オンライン:食中毒予防の原則と6つのポイント<外部リンク>

ほかにも・・妊婦さんに知っておいてほしいこと

妊娠中の食事で気を付けたい食品があります。

(1)リステリア食中毒について

  • 妊娠中は、一般の人よりもリステリア菌に感染しやすくなり、赤ちゃんに影響がでることがあります。
    リステリア菌は塩分にも強く、冷蔵庫でも増殖します。
  • ナチュラルチーズ、生ハム、パテ、スモークサーモン等について、妊娠中は避けたほうが良いといわれています。
  • リステリア菌は他の食中毒菌と同じように、加熱することで予防できます。

(2)お魚の摂取について

  • お魚は妊娠中の食事に欠かせない栄養価の高い食品です。
    しかし、極端にたくさん食べるなど、偏った食べ方をすることで、水銀が取り込まれ、おなかの赤ちゃんに影響を与える可能性があることが指摘されています。

(参考)厚生労働省:妊娠中、育児中のご自身の食事や赤ちゃんの食事に関する情報提供<外部リンク>

(3)そのほか

清潔な哺乳瓶・食器などを使いましょう。

  • 煮沸するときは、ガラス製なら7分程度(樹脂製の場合は、説明書に従いましょう。)、乳首とキャップは3分程度、鍋で煮立てます。
    熱いうちに取り出し、清潔なふきん、ペーパータオルなどで水切りしましょう。
  • 消毒剤や電子レンジを使って消毒する方法もあります。
    説明書を参考に行いましょう。
  • 離乳食を作るときは、まな板、包丁、食器などの器具は清潔にしましょう。
    スプーンの共有は控えましょう。
  • 離乳食で冷凍保存する場合は、十分に再加熱してから与えましょう。

(参考)農林水産省:赤ちゃんを守るために<外部リンク>


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