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日本三大神宮である「鹿島神宮」の境内を散策し、鹿島神宮の魅力や不思議を感じながら、鹿嶋の歴史を学び、郷土愛を育むことを目的として、10月23日水曜日に、第4回市民カレッジ「鹿嶋の歴史=ふしぎ発見?=鹿島神宮」を開催しました。
当日は、市内の小学生から80代までの39名の方が参加され、講師の本田勉氏(日本考古学協会員)から、鹿島神宮にまつわるお話を教えていただきました。
中央公民館を出発し、鹿島神宮へ徒歩で向かいました。講師が作成した資料に基づき説明をいただきながら、鹿島神宮大鳥居から本殿・拝殿、奥参道を通り、奥宮、御手洗池へと移動。その後、中央公民館へ戻って参りました。
鹿島神宮では、令和8年に斎行される十二年に一度の大祭「鹿島神宮式年大祭御船祭」に先立ち改修工事が行われており、楼門を見ることができませんでしたが、七五三のお参りの方や婚儀で訪れている方など一般の方々も多数参拝され、荘厳な空気漂う中でも賑やかな雰囲気が漂っていました。
受講生からは、「鹿島神宮に興味があり、又、歴史について学べたことがとても良かった。」「歩きながら目にふれていろいろ印象に残った。」「先生の丁寧な説明で今まで知らなかった事が学べたことがとても良かったです。」などの感想の他、約5Kmの行程を全員で踏破したことで、鹿嶋の歴史の勉強になったうえ体力作りにもなったとの感想がありました。
本事業を通して、あらためて地元に鎮座する鹿島神宮の魅力や地域の歴史文化に関心を深める良い契機になったと思います。