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茨城県立カシマサッカースタジアムで11月20日、ふるさと納税の仕組みを利用した「鹿島アントラーズ クラウドファンディング プロジェクト」で集まった寄付金{総額130,900,000円(目標1億円)、寄付者2,599人}を、鹿島アントラーズのホームタウン鹿行5市を代表し、鹿嶋市の錦織孝一市長が(株)鹿島アントラーズ・エフ・シー 小泉文明代表取締役社長に贈呈しました。
同プロジェクトは、ホームタウンとしてコロナ禍で苦境に立たされたアントラーズを何とか支えることができないかという考えのもと、ホームタウン5市が協力して実施することとなったものです。
会見の中で小泉社長は「クラウドファンディングは通常はモノで返すことが多いが、今回はコトで返礼することにこだわった。理由は、サッカーを観に、観光のために鹿嶋市に来ていただくなど「コト」を通じて改めて鹿嶋(鹿島)との絆を深めてもらいたかったから。また、今回は5万円の寄付(コース)があっという間に予定数に達した。もちろん、ふるさと納税型のクラウドファンディングにより税控除が受けられるメリットもあるが、99.9999%不可能といわれたJリーグ加盟を可能にした奇跡の象徴であるカシマスタジアムに、名前を残せるという付加価値がファン・サポーターの心の琴線に触れたのではないかと思う」と話しました。
また、錦織市長は「県内だけでなく県外の方から多くの支援をいただいた。アントラーズも試合で勝つことが恩返しとなる。成績でファンに恩返しをしてもらえればと思う。また、鹿行5市はアントラーズを応援していく地盤ができているため、5市すべてがクラウドファンディングに気持ちよく了承してくれた。それも、日ごろから選手の小学校訪問など、各市に足繁く訪問している成果だと考えている。これからも、アントラーズが活躍しやすいように応援をしていきたいと思う」と話しました。
令和2年6月に、公開したページはコチラ⇩
鹿島アントラーズをみんなで支える「ふるさと納税型クラウドファンディング」