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「サツマイモ基腐病」対策では、本病の侵入を防止するとともに、疑わしい株を早期に発見し、まん延防止のため、速やかな防除対策の徹底が重要です。
このため、収穫前には株の枯死・黄化や地際部の茎が黒くなっていないかなどを確認しましょう。また、収穫時にはイモのなりつるに黒変がないか、イモから芽が出ていないか、イモが腐っていないかなどを確認しましょう。
本病が疑われる株を見つけた場合は、その株を抜き取らず、発見場所が分かるように目印をつけ、病原菌が周囲にまん延しないようそのままにしておいてください。
また、収穫後に本病が疑われるイモを見つけた場合は、ビニール袋に入れて保管し、そのイモが入っていたコンテナを健全なイモが入っているコンテナとは隔離してください。
本病が疑われる株やイモを見つけた場合は、速やかに下記の問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
〇問い合わせ先
鹿行農林事務所経営・普及部門(0291-33-6192)
鹿行農林事務所行方地域農業改良普及センター(0299-72-0256)
鹿行農林事務所農業振興課(0291-33-4117)
写真出典:生研支援センターイノベーション創出強化研究推進事業(01020C)
令和2年度版マニュアル「サツマイモ基腐病の発生生態と防除対策」
https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/138589.html<外部リンク>