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家族や職場の仲間、ご友人など周りの人がいつもと様子が違ったとき、どうしていますか?
悩んでいる人にとって、『ゲートキーパー』の存在はとても大切なものになります。
『ゲートキーパー』とは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、その後も温かく見守っていく、『命の門番』と呼ばれる人です。
『命の門番』と聞くと、難しそうな役割に感じてしまいますが、ゲートキーパーになるには難しい知識や技術が必要なわけではありません。
ゲートキーパーが悩んでいる人に行っていく行動は大きく4つに分かれます。
【ゲートキーパーの役割】
1.気づき:家族や仲間の変化に気づき、声をかける
2.傾聴:本人の気持ちを尊重し、その声にじっくりと耳を傾ける
3.つなぎ:早めに専門家に相談するよう促す(可能ならば付き添う)
4.見守る:つないだあとも、温かく寄り添いながらじっくりと見守る
【気づきのポイント】
イライラしていることが増えた、仕事や家事での失敗が目立つ、最近眠れていない、食事が美味しく感じない、お酒の量が増えた、何をするのも億劫に感じる、人に会いたくない、体の不調(頭痛、腹痛、肩こり、腰痛など)、死をほのめかす投げやりな態度をとることがある・・・
このような症状を感じた時、まずは「どうしたの?」「話を聞くよ」「心配だよ」と声をかけてみましょう。
このような症状が出ていても、その人は「人につらいと言えない」「どこに相談したら良いか分からない」「どうすれば解決できるのか分からない」等の思いから、ひとりで悩みを抱え込んでいる場合があります。
ゲートキーパーはその『見えないsos』に気づき、適切に関わっていくことが必要となります。
正しい対応の仕方を知っておくことで、大切な人のsosを拾い上げることが出来ます。
自死を考えてしまう心理や実際に悩んでいる人への関わり方について、ゲートキーパー養成講座で学び、自分がゲートキーパーとしての関わりをもつ際、適切に対応できるようになりませんか?
保健センターでは、ゲートキーパー養成講座を随時開催しております。
【講座の内容】 (例)
・世界と日本の自殺の現状(茨城県、鹿嶋市含む)
・コロナ禍における課題と自殺
・自殺を考える人の心理、自殺の要因
・日本における自殺対策
・ゲートキーパーの役割(4つの役割)
・支援をする際のポイント
・相談先ご案内
・相談を受ける人(ゲートキーパー)のこころとからだのケア
※資料配布あり
※内容は変更する場合があります。
【日時】
開催日:要相談(時間は1時間程度です。)
対象人数:5人以上
※5人以下でご希望の際も、ご相談ください。
ゲートキーパーや養成講座の内容について、ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
保健センター 電話:0299-82-6218