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誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して
日本では年間2万人以上の方が自殺で亡くなられており、国民全体の深刻な問題となっています。
自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことができる社会的な問題です。
自殺対策を推進するためには、自殺について、誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及啓発することが重要です。このため、自殺対策基本法では、9月10日から9月16日までを「自殺予防週間」と位置付け、啓発活動を実施するよう努めることとされています。
例年3月は、進学や就職、転勤など、生活環境が大きく変動することが多い時期ということもあり、年間月別自殺者が多くなる傾向にあります。そのため国は、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定めました。「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現のためにも、互いに支えあう気持ちを持つことで守られるいのちがあります。
自殺者の多くは、その前兆にうつ病などのこころの病気があると言われています。
こころの不調が長く続いたり、日常生活に支障が出ている場合は、早めに専門機関に相談しましょう。
(こころの病気の危険信号)
☆自分のこころの状態を「こころの体温計」<外部リンク>でチェックできます。
<外部リンク>
・生きづらびっと<外部リンク>
・かくれてしまえばいいのです<外部リンク>
もしもあなたが悩みや不安を抱えて困っている時には、気軽に相談できる場所があります。
相談方法も色々なものがありますので、ご希望の相談窓口でお話してみませんか?
悩みや問題を抱え自殺の危険性がある人に気づき、声をかけ、話に耳を傾け、専門機関につなぎ、見守る人のことをゲートキーパーと呼びます。身近にいる家族や仲間が悩んでいる様子があれば、勇気を出して声をかけましょう。
(周りの人が気づきやすいサイン)
♦保健センターではゲートキーパー養成講座受講生を募集しています♦
開催日:要相談(時間は30分~1時間程度を頂戴しております)
対象人数:5名以上※5名以下でご希望の際はご相談ください。
ゲートキーパーや養成講座の内容について、何かご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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