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令和5年8月1日(鹿嶋市役所会場)、9日(大野公民館会場)、27日(鹿嶋市役所会場)の3回にわたり、鹿嶋市区長会研修会を開催しました。
今年度は、昨年度からの継続で『コミュニティの「新しいカタチ」を考える part.2~自治会はどう活動していくべきか~』をテーマに、
講師として、茨城県生涯学習・社会教育研究会 会長の長谷川 幸介(はせがわ こうすけ)先生をお迎えし、グループワークをメインに研修を実施。
長谷川先生のご講義では
「自治会は謂わば“幸せ保険”。保険は何か問題が起きた時に動くもので、何も起きなければ幸せだということ。メリット・デメリット論で語れるものではない」
「幸せの3つのホルモン ― セロトニン(健康ホルモン)、ドーパミン(欲望ホルモン)、オキシトシン(絆ホルモン)が出るような活動を取り入れていくことがポイント」
「4つの縁 ― 血縁、地縁、友縁、職縁のどれにもあてはまらない空白の部分“無縁社会”が拡がってきているが、自治会は地域の土俵として多様性を認め、新しいつながりのカタチを考えていかなくてはならない」
などの、今後の自治会運営のための貴重なヒントをいただきました。
その後のグループワークは、3つの段階(ステージ)に分けて行い、
ステージ1では、災害時に身近で困ったことや大変だったこと
ステージ2では、災害時に必要なモノやコト
ステージ3では、自治会は今後どう活動していくべきか
について、日頃から地域で抱えている悩みや課題を共有し、ワークシートにまとめながら議論しました。
グループワーク終了後には、各グループから話し合った内容を発表していただき、
「安否確認を兼ねたゴミ出し支援が必要」
「災害に備えて民生委員等との連携を」
「高齢者こそ自治会に残ってもらいたい(奉仕作業等の免除)」
「“子ども”をキーワードに若年層の地域との関わりを増やしていく」
といった活発な意見やアイデアが出されましたので、ぜひ地域にお住まいの皆様にも、区・自治会に入っている・入っていないに関わらず、ご覧いただけますと幸いです。
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区・自治会は、地域の皆さまの「住みやすい」をつくるために活動しています。
「遠くの親戚より近くの他人」といわれるように、地域のつながりがいざという時に頼りになります。
~「みんなのために」が、『自分のため』に。~
あなたも区・自治会に入りませんか?
※区・自治会への入会または説明をご希望の方は、こちらの連絡票 [PDFファイル/1.3MB]にご記入のうえ、市役所地域づくり推進課の窓口へお持ちいただくか、
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