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鹿嶋市は、東に太平洋、西に北浦を臨み、中央の台地部は緑が多く、水と緑に恵まれた自然豊かなまちで、古くから鹿島神宮の門前町として発展してきました。昭和40年代には鹿島開発により、鉄鋼業を主要産業とした近代工業都市へと大きく変貌を遂げ、さらに、平成に入りJリーグが誕生したことにより、リーグ屈指のクラブチーム鹿島アントラーズのホームタウンとして、全国、全世界に知れ渡るようになりました。
本市では次のステップとして、平成29年3月に「第3次鹿嶋市総合計画後期基本計画」を策定し、まちづくりの指針を「協働」から市民や地域等が行政と共に新たな価値を創造する「共創」へとバージョンアップさせ、令和元年の第74回国民体育大会及び令和3年の東京2020オリンピックのサッカー競技大会開催時には、市内の一体感を醸成し、まちの賑わいに結びつけることができました。
しかしそういった成果を挙げながらも、人口減少や高齢化に加え、直近では新型コロナウイルス感染症の拡大による経済や生活の変化、頻発・激甚化する自然災害のほか、グローバル化やデジタル化の著しい進展など、本市を取り巻く環境はこれまで以上に急激に変化し続けております。
そこで今般、これらの社会環境の変化に柔軟に対応するため、「第四次鹿嶋市総合計画」を策定したところです。本計画の策定にあたっては、市民意識調査や関係団体のヒアリングを実施したほか、市民主体のワークショップを開催し、目指すべき将来像やこれからのリスクと可能性などの検討、基本構想に反映いたしました。
「まち」づくりの基本は「ひと」づくりですので、将来を任せられる「人財」の育成を土台に、25年後の市の将来像として「Colorful Stage KASHIMA ~ひとあざやかに ひとつのまちに~」を掲げることといたしました。あらゆる世代の市民が、希望や自信を持って、不安を感じることなく、健康でゆとりある生活を送っている未来を想い描いたところです。
本計画の推進により、将来像の実現に努めてまいります。
内容を12ページにまとめた概要版を作成しました。
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