鹿嶋市MVMヘルスケア事業(鹿嶋市国民健康保険加入の18歳以上の方)応募方法
「医療の不足を補完する、市民が自分でコントロールできる健康の実現」
地域課題としての「医師不足」
本市が所在する茨城県は、人口10万人当たりの医師数が全国ワースト2位、国が算定した医師偏在指標では全国第42位の「医師少数県」(2020年3月茨城県広報紙「ひばり」)となっており、そのなかでも鹿嶋市を含む鹿行医療圏は医師少数区域となっています。
しかし、医療の不足、特に医師不足は本市だけの課題ではなく地方都市に共通する課題であり、茨城県とともに本市においても医師確保事業などを行っておりますが、人口減少社会という世相において、本市だけ医師を増やしていくことは極めて難しい状況にあります。
市民の健康に関する不安の払しょく
市民のみなさまが安心して暮らせるようにするため、医師の確保事業と並行して、「医療が不足するのであれば、そもそも病気にならない健康な状態を保つ」取り組みが必要となります。
鹿嶋市MVMヘルスケア事業の実施
鹿嶋市では「医療の不足を補完する、市民が自分でコントロールできる健康の実現」のために、R5年度から,鹿嶋市MVMヘルスケア事業を実施しております。この事業は、市民の皆さまに運動習慣や生活習慣の見直しのきっかけをお届けするために、一人ひとりに最適なプログラムをお届けする事業です。
「MVM」は
「Myscope」 の【M】
「Vitality」 の【V】
「Mystar」 の【M】の頭文字となります。
鹿嶋市MVMヘルスケア事業の概要は以下のとおりです。
(1)市の保有するヘルスケアデータを解析(Myscope)し、事業対象者の5年後の生活習慣病の発症・重症化リスクを算定します。
(2)リスク分類に応じて、ア)今の健康を保持増進させるグループと、イ)生活習慣病の発症・重症化を予防するグループに分けます。
(3)ア)今の健康を保持増進させるグループのみなさまには、ゲーム感覚で運動に取り組んでいただく健康プログラム「Vitality体験版(約3か月)」に取り組んでいただきます。
(4)イ)生活習慣病の発症・重症化を予防するグループのみなさまには、ひとりひとりの状況に合わせた伴走型の「生活習慣改善支援プログラム「Mystar」(6か月)」に取り組んでいただきます。
スポーツ庁「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰2022」受賞
鹿嶋市MVMヘルスケア事業の、企業・市民・行政による公民連携・市民共創の座組みで「医師不足」という地域課題の解決に向けて取り組もうとしている点が評価され、スポーツ庁より「スポーツ・健康まちづくり優良自治体」として表彰されました。
<外部リンク>
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