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9月22日(日曜日)、鹿嶋市立中央公民館及び体育館で「第3回市民カレッジ」を実施しました。
今回は、子どもたちの交流と防災に関する体験の機会として、災害時に役立つ内容を取り入れた「防災デイキャンプ」を開催し、各小学校の1年生から4年生の35人が参加されました。また、指導者としてガールスカウト茨城県第41団、鹿嶋市消防団女性消防団員、鹿嶋市立三笠小学校及び高松小学校教諭、鹿嶋市青少年育成市民会議内の鹿嶋市高校生会(高校生)にご協力いただき、安全かつ円滑に事業を実施することができました。
当日は初めに、ガールスカウト茨城県第41団による「アイスブレイク~レクリエーション~」を行い、子どもたちの緊張をほぐしながら、仲間探しゲームで班分けをしました。
仲間探しゲームは、参加者のネームに「うさぎ」「ねこ」「さる」「きりん」「ぞう」の動物マークのいずれかが表示されていて、声を出さずに「動物ものまね」だけで同じマークの仲間(班メンバー)を探すゲームです。子どもたちは、上手にものまねをして同じ班のメンバーや指導者を探し当てることが出来ました。
その後は、この5班に分かれて体験です!
次の調理体験では、(1)災害時に役立つ~ポリ袋を使ったごはん炊き~、(2)包丁を使って野菜切り、(3)薪を使った火起こしと煮炊きを、班ごとに体験しました。初めて料理や火起こしした子、涙を堪えながら玉ねぎを切る子、なかなか火が点かない班など、悪戦苦闘していましたが、指導者の安全管理・指導のもと、みんなで協力して美味しいカレーを作ることが出来ました。
午後からは、鹿嶋市消防団女性消防団員のご指導で「AED実技」「防災に関する〇×クイズ」「新聞紙を使ったスリッパづくり」、そして最後に「水消火器を使用した消火体験」を行いました。
小学生の頃から消防や防災、救急救命の大切さを感じていただくため、実際に人体模型を使った胸骨圧迫や訓練用AED機器を使った操作方法の体験、また訓練用の水消火器を使って消火器の使い方を体験していただきました。
様々な体験を通して、子どもたちにとって新たな経験や思い出づくりになるとともに、防災について家族と一緒に話すきっかけになったと思います。
ご協力いただきました指導者の皆さん、ありがとうございました。