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身近な嗜好品であるコーヒーを題材とし、コーヒー豆の健康への影響について学ぶことで、参加者が自身の健康について意識を高めるきっかけ作りのために、令和6年1月27日土曜日に、第5回市民カレッジを開催しました。講師は、コーヒー豆焙煎専門店 charlie coffeeの店主である鈴木 隼人氏にお願いしました。市内に在住・在勤・在学している方を対象に定員30人で募集をしたところ、80人近くの参加希望者が集まったため、急遽午前・午後の部とし、計60人の方に受講していただきました。
ワークショップでは、コーヒーの基礎知識について基本の「き」、焙煎度や道具の違い、コーヒーによる健康への影響などについて説明がありました。説明の途中途中で参加者から講師へたくさんの質問が寄せられ、活気のあるワークショップとなりました。基礎知識を学んだうえでの試飲は、焙煎度が浅いものから深いもの、異なる道具でのドリップなど、合計10種類を試飲し、参加者の皆さんは味の違いを堪能したり、自分好みのコーヒーに出会えるなどの様々な発見があった様子でした。
受講生からは「講師の人柄と同様にコーヒーのおいしさ、入れ方、種類の多さに驚きました。たのしかったです。」「専門的なお話を楽しく聞くことができてよかったです。」「いろんな焙煎のコーヒーを試飲しながら学べ、とても楽しかったです。」「誤解している点があり、正しい知識を得る事ができて良かった。」「大好きなコーヒーをいろいろな種類、たくさん飲むことができ、幸せな時間を過ごすことができました。」などの感想をいただきました。
本事業を通してコーヒーの基礎知識や健康への影響、ドリップ後の不要になった豆の再利用法を学ぶことで、SDGsの開発目標である「SDG4(質の高い教育をみんなに)」や「SDG12(つくる責任つかう責任)」について考える良い機会になったことと思います。