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鹿島アントラーズが指定管理をする県立カシマサッカースタジアムの託児室がリニューアルされ、10月7日、内覧会が行われました。
今回のリニューアルは、鹿島アントラーズのオフィシャルパートナーである(株)LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーと共同で行われたもので、来場する子育て世帯へのホスピタリティ向上を目的に、「Relaxed and Fun ~ 小さな まい ほーむ ~」というコンセプトを掲げ、子育て中の家族の意見を取り入れて改修が進められました。この「小さな まい ほーむ(MY HOME)」という言葉には、『子どもがリラックスして遊べて長時間過ごしたくなる、まるでお家にいるかのような居心地の良い場所にしたい』という思いが込められています。
公開された託児室は、全体を小さなお家として「玄関」「リビング」「ダイニング&キッチン」「和室スペース」「書斎コーナー」「洗面スペース」「お庭」の7つのゾーンに分けられた、広さ約30平方メートルの空間です。各ゾーンでは、子どもの目線・基準・安全に配慮されたキッズデザイン(キッズセーフティ)が取り入れられているほか、保育士が子どもたちを見守りやすい設計がされています。
また、本格的なミニキッチンでのおままごとや芝をイメージしたカーペット上(お庭)でのサッカーゲームなど、子どもたちが飽きることがなく、安全に遊べる空間になっています。
これまで、2~8歳のお子さんを対象にホームゲーム開催時に最大13人の託児を行っていましたが、現在は、新型コロナウイルス感染症の影響により、運用開始時期などは未定となっています。
内覧会に参加したジーコ テクニカルディレクターは「私にも孫が8人いるが、孫たちも楽しく遊んで過ごせる施設になっている。運用が開始したら、多くの人に利用してほしい」と話しました。