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7月10日、夏休みを前に鹿島海上保安署による「海の安全教室」が開催されました。今回の教室は、鹿島海上保安署と中野東小学校の各教室をオンラインで結び、水難事故防止について学習しました。
例年、鹿島海上保安署の職員が直接学校を訪問し、児童にヘッドランド周辺の危険性やおぼれた人を助ける方法などを教えていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症予防のためオンライン授業となりました。
▲海上保安署の説明を熱心に聞く、中野東小学校の児童たち
鹿島海上保安署の署員からは、昨年の海難事故で2名の方がなくなったこと、防波堤の釣り人が何人も高波にさらわれており危険なので防波堤には近づかないことなどの説明がありました。また、今年は、県内の海水浴場が開かれていないので、特に気を付けて欲しいと児童たちに注意喚起をしました。
児童からは、「お仕事は大変ですか?」「ヘッドランドでおぼれたらどうすれば良いですか?」など質問がありました。鹿島海上保安署の署員からは、「楽な仕事ではないです」、「ヘッドランドでおぼれた場合は、ヘッドランドと並行に泳いで一定の距離に離れてから陸に向かって泳ぐように」と回答がありました。
最後に、おぼれた人を見つけたら近くの大人に知らせると同時に『118』の海上保安署に連絡してほしいと説明を受けました。