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ハマナス自生南限地帯観測(令和5年)
こちらは令和5年のハマナスの自生南限地帯(鹿嶋市大小志崎)の観測の様子です。
令和5年
令和5年12月4日(午後2時/気温14度)
11月に開花が確認さていた南西エリアでは赤い実をつけているハマナスが残っていました。
北東エリアのハマナスは葉が落ちていました。今年は暖かい日が続いていますが、冬の準備も進んでいるようです。
令和5年11月1日(午前10時半/気温23度)
南西エリアで2輪の花が連なって咲いていました。
一方では葉が「秋色」になっているハマナスも…。これから気温が下がると葉が落ち、茎だけになって越冬します。
令和5年10月2日(午後2時/気温25度)
鹿嶋市どきどきセンターによる草刈りが実施されました。今年は秋になっても暑さが収束せず、ススキやシノ竹などの他の植物の勢いも収まりませんでしたが、除草作業によりハマナスの若い株が姿を見せてくれました。
指定地奥の南西エリアではハマナスのつぼみが確認できました。南西エリアでは、例年10月~11月頃まで開花が確認されています。
令和5年9月25日(午後2時/気温27度)
花は咲いていませんでしたが、他の草に負けじと赤い実をつけていました。もうすぐ草刈りの時期です。
しわしわの黒い実もありました。
令和5年8月7日(午後3時/気温32度)
南西エリアにハマナスの花が一輪咲いていました。
緑→オレンジ→赤と色づいてきた実はとうとう梅干しのようにしわしわに…。黒ずんでいるものもありました。
令和5年7月20日(午後4時/気温30度)
ハマナスの実が赤く色づいていました。
今回はフェンス外からの観察でしたが、指定地奥の南西エリアに花が一輪咲いているのが確認できました。
令和5年6月19日(午後2時/気温25度)
指定地全体でオレンジ~赤色の実をつけている株が観察できました。プチトマトくらいの大きさです。
オレンジ色に輝く「実」のシーズンのハマナスも可愛らしいです。
一番株が多い指定地奥の南東エリアでは、まだ花も咲いていました。
令和5年5月25日(午前10時/気温23度)
前回の観察から2週間ほどで花がだいぶ減ってしまい、ピークは過ぎてしまったようですが、指定地奥の南西エリアではまだ咲いていました。
つぼみも確認できました。
本日は鹿嶋市どきどきセンターによる指定地の草刈りが行われました。ハマナスを切らないように手刈りで雑草のみを除去する大変な作業をお願いしていますが、「小さな若いハマナスの株が増えていた」と、嬉しい報告を頂きました。
令和5年5月12日(午前10時/気温17度)
4月には咲いていなかった北東エリアのハマナスも開花し、指定地の全域で開花が確認されました。
ハマナスの花はサクラのように一斉には咲かず、順番に開花します。同じ株に「まだつぼみのもの」、「開花しているもの」、「花が終わって実をつけているもの」が観察できました。
開花したばかりの可愛らしいハマナスも撮影できました。
令和5年4月20日 (午前11時/気温22度)
先週よりもたくさん花が咲き、北東エリア以外は開花が確認できました。
南西エリアは先週より花が増えました。
自生南限地指定石碑の前のハマナスも咲きました。
令和5年4月14日 (午前10時/気温21度)
自生南限地帯のハマナスの花が咲きました!既に散っている花びらもありましたので、2、3日前から開花していたようです。
一番株の多い南西エリア(上図の左下)の様子。緑の中にピンク色が映えます。
ピンク色に膨らんだつぼみも観察できました。
自生南限地のハマナスはこれから5月くらいまでが開花のピークになります。見学は保護用フェンスの外側からとなりますが、ぜひ足を運んでみてください。
令和5年4月5日 (午後2時/気温21度)
ほとんどの枝が葉をつけて指定地が緑色になってきました。花はまだ咲いていませんでした。
令和5年3月23日 (午前11時/気温17度)
新芽がどんどん膨らんでいます。
葉っぱが出ている株もありました。これから開花に向けてピンク色のつぼみが膨らんできます。
令和5年2月17日 (午後2時/気温10度)
まだまだ寒い自生地ですが、ハマナスの新芽が育ってきています。
今日の自生地には先客が。綺麗なオレンジ色の鳥が休んでいました。遠くからパチリ。「ジョウビタキ」という渡り鳥のようです。
令和5年1月26日 (午後3時/気温8度)
10年に1度と言われる”最強寒波”が到来し、鹿嶋にも雪が降った翌日の自生地にはまだ雪が残っていました。
雪の中でも小さな芽が育っています。春が待ち遠しいですね。