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土偶

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記事ID:0071244 更新日:2023年5月10日更新

片岡遺跡の土偶の写真 表片岡遺跡の土偶の写真 裏

名称 土偶
時代 縄文時代中期ごろ
寸法 最大高17.5cm 最大幅11.3cm 最大厚5.9cm
指定 市指定 
種類 有形文化財 考古資料
指定年月日 令和5年5月1日
説明

​ 土偶は縄文時代に祭祀に使われたと考えられており、その多くが女性や妊婦を象ったものです。本資料も乳房がふくらんでいることから女性を表わしていると考えられます。(参考:縄文人の祈り)。

 群馬県東吾妻町郷原出土の国指定重要文化財に代表される「ハート型土偶」に位置付けられるもので、腕及び胴部から下半部は欠損しているものの、ハート型土偶としては本市で唯一のものです。顔の眉・目・口は粘土紐を貼り付け、キザミを入れて表現し、顔や背には縄文が貼り付けられています。これらの文様はこの時代の土器と共通しています。

 この土偶は鹿嶋市宮中の片岡遺跡で、平成7年度に実施された鹿嶋市都市計画道路建設工事に伴う発掘調査で出土しました。現在は鹿嶋市どきどきセンターに展示されています。

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