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縄文人の祈り

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記事ID:0050025 更新日:2021年3月29日更新

縄文時代の人々は自然と共生した生活を送っていました。自然は恵みをもたらしてくれると同時に、人間にはどうすることもできない大きな災害をもらたらす力を持ったものでもありました。そうした自然への畏怖の念からアニミズム信仰が生まれ、祭祀が行われるようになりました。

鹿嶋でも祭祀に使われたと考えられる土偶などが多く出土しています。

土偶 ―どぐう―

土偶は妊婦や女性を象った物がほとんどで、割れた状態で見つかる例が多く、安産等を祈り、身代わりにするために割って捨てられたものなどであろうと考えられています。

鹿嶋市宮中の片岡地区に、縄文時代の集落跡の片岡遺跡があります。この遺跡から、頭・肩・胴部がバラバラの状態の土偶が見つかりました。この土偶は、乳房がふくらんでいることから女性を表わしていると考えられます。

片岡遺跡の土偶も儀式のために割られたものなのでしょうか。発掘調査で発見されたことにより、約3500年ぶりに頭と胴体がくっついたことになります。

(右:片岡遺跡出土 土偶実測図)

片岡遺跡出土 土偶実測図の画像

鹿嶋市内から出土した様々な土偶

土偶の画像

石棒 ―せきぼう―

土偶は女性を表わすとされていますが、石棒は男性を表わし土偶と同じように縄文時代の呪術に使用されたと考えられています。

石棒は縄文時代前期に出現し、縄文時代後期終末から晩期にかけて頭部の形が抽象化されて、やがて石刀や石剣へと変化しました。鹿嶋では、発掘調査で発見された例はありませんが、出土地不明ものや、地区の小さなお社の御神体として伝わる石棒があります。

石棒の画像

 

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