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6月29日土曜日に、「第1回市民カレッジ」を開催しました。今回は、鹿嶋警察署のご協力のもと、普段入る機会のない警察署内に於いて、鑑識体験や白バイ・パトカー等の乗車体験など、各種体験を通じて警察署の仕事を学ぶことができました。また、日頃の防犯や防災、交通安全の安全意識を高める機会にもなりました。参加者として、市内に在住・在勤・在学している小学校1年生以上の親子、31人の方に受講していただきました。
はじめに、担当警察官の方から「いかのおすし」という標語をもとに防犯の心構えの講話を聴いた後、茨城県警察の仕事を詳しく紹介したDVDを鑑賞し、警察署の仕事に理解を深めました。
次に、二つの班に分かれ、鑑識体験と警察官装備品の説明を実施しました。鑑識体験では、鹿嶋警察署の皆さんに丁寧にご指導いただきながら、本物の道具を使って、缶に付着した指紋を採取。事件現場などで行われる鑑識活動を実際に体験しました。装備品説明では、本物の警棒や手錠を実際に手に取り、警棒の扱い方を教えていただいたり、手錠の重さや質感を体感することが出来ました。
次に屋外へ移動し、パトカーや白バイの説明を聴いた後に実際に乗車体験をしました。一人ずつ、子ども用の制服を着用して白バイに乗車し記念撮影をするなど、たいへん貴重な経験となりました。
受講生からは、「ふだん体験できない様々な警察署の仕事をさせて頂いて、とてもいい経験になった。」「白バイや鑑識体験が非常におもしろかった。」「普段、見えない所で地域の安全を一分一秒の気持ちで守ってくれている姿や、白バイに乗せていただいたり、指紋を取ったり、DVDで自分の身に何かがおきた時の対応を学んだり、この体験をとおしてじゃないと学べないことが多くあったと思います。」などの感想があり、本事業を通して、まちの安全を守る警察署の仕事を深く理解する良い契機となりました。