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【中央公民館】令和5年度第3回市民カレッジ(不思議なトライアングル東国三社を巡る)を実施しました

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0076443 更新日:2024年2月6日更新

令和5年度第3回市民カレッジ(不思議なトライアングル東国三社を巡る)を実施しました

 東国三社と呼ばれている、鹿島神宮ー息栖神社ー香取神宮の所在地を地図上で線でつなげてみたときに、その位置関係が三角形になります。このトライアングルの不思議をひも解きながら地域の歴史を学び、実際に三社を巡ることで、鹿嶋の歴史を探究し、郷土愛を育むことを目的として、10月6日金曜日に、第3回市民カレッジを開催しました。

 講師は、鹿嶋市文化財愛護協会の理事としてご活躍されている、郷土史研究家の糸川崇氏にお願いし、市内に在住・在勤・在学している方を対象に、26名の方に受講していただきました。

 中央公民館内で東国三社にまつわる歴史解説を受講した後、バスに乗車。まずは千葉県香取市の「水の郷さわら」に向かい、水郷の景色を賞しながら昼食休憩の後、香取神宮に移動して三社巡りをスタートしました。

 初秋の空の下、色付く前の紅葉が立ち並ぶ表参道で解説を受けながら上ってゆき、楼門を抜けて、黒の漆塗りを基調とし極彩色を取り入れた装いの拝殿や境内にある御神木を拝み、旧参道を通って要石へ移動。香取神宮の凸型の要石を初めて目にする方も多く、新たな発見に胸を躍らせながら境内を巡りました。

 次に息栖神社へ向かいました。まず、社前の一の鳥居へ向かい、二つの鳥居の下にある四角い二つの井戸「忍潮井(おしおい)」の解説を受けた後に境内へ移動。二の鳥居をくぐり、稲荷神社、社殿へと移動しました。境内には珍しい木々があり、社殿前に立つ「招霊(オガタマ)の木」には、幸運をもたらす精霊が宿ると言われており、皆さん厳かな気持ちになったご様子です。

 三社巡りを締めくくる鹿島神宮には15時過ぎに到着。2026年に行われる御船祭に向けて拝殿などの修繕工事が施されています。あらためて参拝の心得を伺いながら、日も暮れだした荘厳な空気漂う境内を、本殿・拝殿から奥参道を通り、奥宮へ。樹叢の中を要石まで向かい、東国三社巡りを終えました。

 受講生からは「鹿嶋在住でありながら東国三社を一日かけて一度に巡る参拝は初めてです。最初に講座があって、それから回る行程は大変よかったです。」「知らないことばかりで大変勉強になりました。」「東国三社巡りが江戸時代から行われて賑わっていたことに驚いた。普段身近なのに訪れなかった所だったので新鮮な感じがした。」などの感想をいただきました。

 本事業を通して、地域の歴史文化に関心を深める良い契機になったと思います。

フォトギャラリー                

第3回市民カレッジ開講式 講師糸川崇氏 東国三社歴史解説 東国三社受講生の皆さん 東国三社歴史解説 第3回市民カレッジ記念撮影                            


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