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鹿島地方に春を呼び人々の天下泰平や五穀豊穣を願う祭頭祭が3月9日、鹿島神宮とその門前通りで行われました。
今年の当番字は木滝郷で、ほら貝・太鼓が鳴らされる中、甲冑(かっちゅう)を身にまとった男児の大総督が本陣を出立し、門前通りから鹿島神宮へと行列を率いていきました。行列の後には、色鮮やかな衣装の囃人(はやしびと)が、囃し唄(はやしうた)を歌いながら樫棒(かしぼう)を打ち鳴らし、境内まで練り歩きました。
当日は晴天に恵まれて門前通りには多くの見物客が訪れ、躍動感ある祭りに見入っていました。