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鹿嶋産のさつまいもを使って地域を盛り上げようと、中心市街地に新たにオープンした「鹿島焼芋 鹿島神宮前店」の松本亮さんにお話を伺いました。
もとは酒屋でしたが、新型コロナの影響により地域の経済に比例するように営業が難しくなってきたことが、ひとつのきっかけです。
「私たちでも地域のためにできることはないか」と思案したときに、たまたま社長の同級生にさつまいもを栽培している方がいて、地場産のさつまいもを使って商品化し販売することで、地域の活性化につながるのではないかと考えました。
鹿嶋市産のさつまいもを仕入れるにしても、当初は生産量が追い付いていなかったため、試験的に令和2年12月~翌年3月くらいまでテスト販売をしていました。テスト販売を通して、お客様からも好評をいただき、手ごたえを感じることができました。
そこで、さつまいもの生産量を増やし、令和3年11月にはひしやの店舗で鹿島焼芋の販売を始め、今年2月からは鹿島神宮からほど近い新店舗でも販売を開始しました。
収穫後、蔵の中でゆっくり熟成させ、甘さやコクが増したお芋です。
そのままでもおいしいですし、温めたり、冷凍しても、さまざまな触感や風味の変化を感じることができるのでおすすめです。
また、店舗では食べ歩きに合わせたカップ入りも販売しています。
Instagramで開店前からPRしていたこともあり、地元のお客さんが過半数です。ただ、観光客にはまだ知名度がない。地方発送もしているので、お土産や贈答用として力を入れていきたいですね。
また、春~夏に向けて、焼き芋を使ったすいスイーツを開発中です。ぜひ、ご期待ください。
4月10日(日曜日)には、鹿嶋市アントラーズPR大使のPRタイツマンが同店を取材した動画を公開予定です。
こちらもお楽しみに!