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鹿島地方に春を告げ人々の健康や豊作を願う鹿島神宮「祭頭祭」で、色鮮やかな衣装を身にまとった左方大頭 泉川郷の囃子人6組(1組15~16人)による祭頭囃しの奉納が行われました。当日は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、2つの当番字のうち泉川郷が規模を縮小し、鹿島神宮大鳥居から本殿前までを囃しながら進みました。
囃人は、一軍の将として字内から選ばれた大総督の新堀碧士くん(4歳)を先頭に、太鼓の音に合わせて「イヤートホヨトホヤァー」と声高らかに囃し、樫の棒を組み鳴らしながら参道を練り歩きました。本殿前に到着し全6組による一斉囃しが行われると、参拝客は、足を止めて囃人たちの勇壮な姿を食い入るように見ていました。
もう一方の当番字 居合郷は、4月2日(土曜日)に、仲町通り、角内通り、大町通りを経て鹿島神宮境内に進み奉納する予定です。また、春季祭も特例として同日18時から斎行されます。
不織布のマスクの上に、オリジナルで作成したマスクをして対策をしています。