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鹿島アントラーズ創設30周年に合わせ、鹿嶋市立の小・中学校、幼稚園で10月4日、鹿島アントラーズの選手が考えた「アントラーズ給食」が提供されました。
同給食は、鹿嶋市給食センターが鹿島アントラーズに相談を持ち掛けたことから始まり、「コロナ禍で黙食・非対面が推奨され、味気のないものになっていること」「10月がアントラーズ創設30周年であること」に合わせて企画され、同時に、鹿行5市で実施されることとになりました。
メニューは、宮城県出身の遠藤選手・山形県出身の土居選手・熊本県出身の荒木選手の3選手が企画会議を開いて考え、各市の給食センタースタッフによる試作・試食を経て完成したオリジナルの献立です。10月4日~8日までの間、各市それぞれのメニューが提供される予定で、鹿嶋市では「チーズバーガー、マカロニサラダ、コーンスープ」が子どもたちの前に並びました。
鉢形小学校6年生の宮本陽奈さん(写真右)は「アントラーズの選手が考えた給食が出ることを知ってワクワクした。コーンスープがクリーミーでおいしかった」と話し、兼平悠斗くん(写真左)は「うさぎの形をしたハンバーグがおいしかった」と感想を伝えてくれました。
杉村琉生くん(写真中央)は、給食の際に流した荒木選手からのメッセージ動画を見て「かっこいい選手。これからも頑張ってほしい」と話しました。
また、子どもたちには「アントラーズ選手が考えた アントラーズ給食」と題した冊子が一人一冊ずつ配布されました。冊子の内容は、メニューの企画会議を行った3選手のやり取りが紹介されており、給食を食べていた当時の思い出などと一緒に、メニュー考案の一部始終を知ることができます。
※同給食は、鹿行5市(鹿嶋市・潮来市・神栖市・行方市・鉾田市)ごとに、各市立小・中学校、市立幼稚園、鹿島高校附属中学校の計82校(園)、約22,000人に提供されます。