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新発意(しぼち)
記事ID:0050236
更新日:2021年3月29日更新
平成29年3月9日に左方「奥野谷郷」 右方「清水郷」が祭頭祭を執り行いました。当日の様子をほんの一部ですがご紹介します。
(「祭頭祭」について詳しくは鹿島の祭頭祭)
午前十時
祝詞奏上や玉ぐし奉納などの神事のために、拝殿前に各郷の代表者の方々が参列しました。
新発意(しぼち)
それぞれの郷の将として先陣に立つ新発意は、5~7歳くらいの男の子が選ばれます。
午前十二時
いよいよ各郷が本陣から出陣しました。
一、町内を凱旋する囃子人。奥野谷郷は総勢500名・清水郷は総勢270名がお囃子に参加し、祭頭祭を盛り上げました。
二、午後三時~四時半にかけて各郷が境内に戻ってきました。
三、楼門をくぐって、拝殿前で最後に囃子人が一斉にお囃子を奉納しました。
午後六時
春季祭が執り行われ、来年の当番が「左方 小宮作郷 ・ 右方 高浜郷 」に決定しました。
一、午後六時。いったん本陣に帰還した各郷の代表者らが、提灯を携えて境内にやってきました。
二、万燈を打ち砕きます。
三、各郷で一年間大切に育ててきた「大豊竹(だいほうだけ)」を打ち砕き、ササラ割にしていきます。
万燈と大豊竹を打ち砕くことで、豊作を祈願していると言われています。