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村祈祷(ムラキトウ・ムラキド)

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記事ID:0050209 更新日:2021年3月29日更新

村人の一年間の無病息災を願って念仏などをあげる新年祈祷の行事です。日程や内容は地区によって違ったようです。


『鹿島町史第2巻』及び『鹿嶋市地誌編』に掲載されている、村祈祷をご紹介いたします。

谷原

1月28日に年寄たちが数珠を持ち、家ごとに訪問して「ノーマクサンマンダ、サラダ、センダンマーカロシャー、ナンソワタヤ、ウン」と念仏を唱える。『鹿島町史第2巻』

新田(大船津)

1月24日に若衆が雌雄のかぐらを使って、笛、太鼓のお囃子をしながら、村内を戸別訪問し、家内安全のお札を配った。『鹿島町史第2巻』

木滝

2月初午の翌日、若衆がかぐらを一頭使って村内を戸別訪問した。悪魔を払うとされ、訪問された家では、おひねり(200円~300円程度)を呈上する。商店などでは、清酒一升を贈ることもあった。『鹿島町史第2巻』

1月28日に「お大般若(おおでいはんにゃ)」という村祈祷が行われている。般若経の御神輿を担ぎ家々をまわった。「筳(むしろ)敷け」の大声で先触れが歩き、般若を担ぐ若者は、素足で家の中を駆け回った。 『鹿嶋市史地誌編』

奈良毛

1月17日に老婆たちが寺に集まり、各家の安全祈願をした。荒神様南無薬師如来と真言を唱え、各家の数だけ青松葉を備えて「何々家 家内安全」を繰り返し唱えた。 『鹿嶋市史地誌編』

清水

1月17日に「お大般若(おおでいはんにゃ)」という村祈祷が行われる。17日早朝に村の若衆が寺に集まり、般若経を納めている木箱にしめ縄をかけて、棒で担ぎ出す。地区の神社及び地蔵菩薩に詣でた後、各戸を訪問して、軒先で「オデイハンニャ、オデイハンニャ」と叫びながら家の座敷まで木箱を担ぎこむ。訪問された家では、おひねりやお供えの餅をあげ、それを若者が持ってくるした笊にいただいて入れる。昔は畳の上に筵(むしろ)を引いて土足であがったと言われる。『鹿嶋市史地誌編』

神向寺

正月に年寄たちが、大数珠を持って集落内の各戸を訪問し、念仏をあげ、お札を配った。『鹿嶋市史地誌編』

小宮作

正月に年寄たちが、大数珠を持って集落内の各戸を訪問し、念仏をあげた。『鹿嶋市史地誌編』

粟生

1月28日に村祈祷が行われていた。村に悪い病気や悪霊が入らないように前もって村の入り口に竹竿を置き、注連縄を張る。当日はおばあさんたちがお寺に集まって、中央に太鼓を叩いて数を数える人が座り、周わりに座っている人が大きな数珠を「南無阿弥陀仏」を繰り返しながら順送りにする。午前に千回、午後に千回数珠送りをする。『鹿嶋市史地誌編』

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