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観音講(かんのんこう)
記事ID:0050186
更新日:2021年3月29日更新
観音講(かんのんこう)は、地区によって「待講(まちこう)」・「つきあい講」ともよばれています。
結婚してから子を生める年齢までの女性が参加する講で「安産」「子育」祈願のためのものでした。毎月一回(十五・十七・十八日が多い)行なわれ、当番の家(地区によっては地域の寺)に集まって、床の間に観世音の掛軸をかけ、線香、ロウソクをともして、皆で御馳走を食べるなどします。
当番の人がお茶や菓子、寿司やそばなどを取りよせるなどして用意し、その費用は各自が負担しました。