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板碑
記事ID:0050164
更新日:2022年9月29日更新
名称 | 板碑 |
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時代 | 推定 室町時代 |
寸法 | 高さ95cm 幅65cm 厚さ9センチ |
説明 |
板碑とは塔婆(とうば)の一種で、死者の安穏を祈るため、または自分の死後の安穏を願うための供養塔です。鎌倉時代から江戸時代初期にかけて各地に建立されましたが、鹿島地域では数は少ない。石材・形状などから武蔵型・常陸型・下総型などに分類されます。 この板碑は下総型で、石材は筑波山麓で産する黒雲母片岩(くろうんもへんがん)です。 板碑の中央には、阿弥陀如来(あみだにょらい)を表す梵字種子(しゅじ)が刻まれており、その下には蓮華座(れんげざ)、上部には天蓋(てんがい)と瓔珞(ようらく)が描かれています。文字が不規則に刻まれており判別し難いが、制作年代は鎌倉時代から室町時代頃と推測されています。 |