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天朝井戸
記事ID:0050140
更新日:2022年9月29日更新
名称 | 天朝井戸 |
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時代 | 明治4年 |
場所 | 鹿嶋市大字青塚字貞1180 |
説明 | 鹿嶋市大字青塚に所在しています。鹿島神宮から水戸に通ずる「鹿島街道」があり、多くの人々が行き来していました。明治時代に新治県令の人見寧(ひとみやすし)が鹿島神宮参拝の途中、この地を通り、「飯島(鉾田市)から田谷(鹿嶋市)までの間人家も無く、通行する人が大変難儀している」ことを思い、鹿島神宮参拝後、金一封を地元の郷士・荒野清右衛門(こうやせいえもん)に渡して井戸掘りを依頼しました。この井戸は旱天でも干上がることもなく、清水が湧き出るので、通行人が乾きを癒すことができるようになりました。このことから、土地の人々は天朝さまのおかげだと「天朝井戸」と名付けたと伝えられています。また井戸の周りには年毎に移住者も増えて、「天朝(長)井戸集落」が発祥しました。「天朝」をはばかって「天長」に改められたことがあり、区名を表す場合は、現在ではどちらの漢字も併用されているようです。 |