本文
鹿嶋市では、令和2年9月に鹿島港が海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(基地港湾)に指定されたことを受け、基地港湾としての整備が進められている鹿島港外港地区を核とした、洋上風力産業の拠点形成等による地域振興策等をまとめた「鹿嶋市洋上風力発電事業推進ビジョン」を策定しました。
その策定にあたっては、広く関係者の意見を反映させるため、産学官から構成される鹿嶋市洋上風力発電事業推進ビジョン策定員会を設置し、さまざまなご知見から議論いただき、本ビジョンを取りまとめました。
本ビジョンでは、”国内における洋上風力産業の総合支援拠点「サステナブル・シティKASHIMA」の構築”を将来像に掲げます。
鹿島港外港地区を核として、洋上風力産業の立地集積や地元企業の関連産業への参入、新たな企業誘致などにより、「次世代も輝く雇用ある鹿嶋」を目指すとともに、洋上風力発電の導入促進により、カーボンニュートラル、SDGsの実現に貢献していきます。
本ビジョンでは、基地港湾の機能(輸・移入拠点、風車建設・風車積出拠点など)をベースに、9つの拠点機能での構成としています。ビジョンの実現に向け、上位計画である洋上風力産業ビジョン(第1次)、鹿島港カーボンニュートラルポート形成計画案を踏まえ、2050年までを「戦略1 総合支援拠点の基盤づくりと基地港湾機能の強化」、「戦略2 鹿嶋市・神栖市沖ウインドファームの形成」、「戦略3 浮体式を含むウインドファームの形成&拠点化」という3つのフェーズで進めます。
その戦略の下、洋上風力発電による地域振興を図るため、「基本施策1 洋上風力発電を推進する基盤を創る」、「基本施策2 洋上風力関連企業と地域をつなげる機会を創る」、「基本施策3 洋上風力産業の誘致に取り組む」、「基本施策4 洋上風力発電を活かした地域づくりを具体化する」の4つの基本施策を設定してます。
詳細については、下記をご覧ください。
鹿嶋市洋上風力発電事業推進ビジョン【本編】 [PDFファイル/11.48MB]
鹿嶋市洋上風力発電事業推進ビジョン【概要版】 [PDFファイル/4.66MB]