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公益財団法人日本対がん協会は毎年9月を「がん征圧月間」と定め、がんとその予防についての正しい知識の徹底と、早期発見・早期治療の普及の活動が全国的に取り組まれています。

この機会にご自身や大切なご家族と一緒に「がん」について考え、鹿嶋市のがん検診をご利用ください。
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんにかかると言われています。
がんは、すべての人にとって身近な病気です。
(参考)がん情報サービス<外部リンク>
男性61.1%(2人に1人)
女性50.1%(2人に1人)
男性24.4%(4人に1人)
女性17.2%(6人に1人)
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 総数 | 大腸 | 肺 | 胃 | 乳房 | 前立腺 |
| 男性 | 前立腺 | 大腸 | 肺 | 胃 | 脾臓 |
| 女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 | 胃 | 子宮 |
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 男女計 | 肺 | 大腸 | 膵臓 | 胃 | 肝臓 |
| 男性 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 |
| 女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 | 乳房 | 胃 |
がんは様々な要因で発症すると言われています。
日本人を対象とした研究では、喫煙(受動喫煙を含む)、過度な飲酒、塩分過多や野菜不足などの食習慣、運動不足、肥満、痩せすぎ、運動不足等ががんの要因とされています。
がんになることを完全に防ぐことはできませんが、禁煙や飲酒を控える、バランスのよい食事、活発な運動習慣、適正な体型維持等の生活習慣の見直しをすることで、がんを予防する(=なりにくくする)ことはできます。
がんは、遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。
一部のがんにはウイルスなどの感染が関係している場合がありますが、「がん」そのものが人から人へうつることはありません。
厚生労働省では、毎年9月24日~30日を「結核・呼吸器感染症予防週間」と定め、結核と呼吸器感染症に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。

結核は過去の病気だと思っていませんか?実はそうではありません。
近年でも全国で毎年約10,000人が新たに結核を発症し、1,400人以上が結核で死亡しています。
茨城県では2024年に212人が新たに結核を発症しています。
結核は、結核菌によって引き起こされる感染症です。新登録結核患者は高齢者に多く、おおよそ6割が60歳以上となっています。また、若年の外国生まれの患者の割合が増加しており、20~29歳の新登録結核患者の9割を占めています。
結核菌は、主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状が出ることが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳等身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。特に小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。
結核を発症した患者は、ある程度症状が進むと、体内で増殖した結核菌を咳やくしゃみをして、体の外に排出するようになります。
結核菌の混ざったしぶきが空気中に飛び散り、それを周囲の人が直接吸い込むことによって人から人へ感染します。

吸い込まれた結核菌の大半が鼻やのど、気管支などにある繊毛の働きや体の免疫力によって防がれ、ほとんどの場合は感染にいたりません。繊毛の動きや免疫力をくぐり抜けて肺の奥に侵入した場合に、結核に感染します。
また、多くの場合、感染しても免疫力が結核菌の増殖を抑えて症状が出るのを防ぐため、亡くなるまで発症しないこともあります。重症化しない限り、ほかの人にうつすこともありません。
免疫力が結核菌を抑えきれない場合、結核菌は6か月~2年ほどの時間をかけてゆっくり増殖し、発症にいたります。
乳幼児は免疫力が不十分なので、もっと急速に発症する場合もあります。
また、感染者が高齢になったり他の病気にかかったりして免疫力が落ちると、休眠していた結核菌が増殖を始めて、結核を発症することがあります。
2週間以上続く、咳・微熱・怠さがある場合には医療機関を受診しましょう。
検査の結果、咳や痰などに結核菌が含まれている場合は、結核をほかの人にうつす可能性があるため、感染症法に基づき、専門の医療機関に入院して治療を受けることになります。結核を発症していても人にうつす可能性がない場合は、通院で治療します。
入院期間の平均は約2か月で、排菌が止まってほかの人にうつさないことが確認されてから退院し、通院治療に移ります。
結核の治療は服薬を中心とし、6か月から9か月程度の期間、薬を飲んで治します。
症状が落ち着いたからと言って自己判断で中止してはいけません。途中でやめてしまうと、結核菌が薬剤に耐性を持つことがあり、その後の治療が非常に難しくなります。
結核と診断されて、治療を開始する場合には、医療費の公費負担の制度があります。
鹿嶋市民の方は、潮来保健所にお問い合わせください。
茨城県の結核医療費の公費負担については、こちらから<外部リンク>ご確認ください。
(参考)政府広報オンライン<外部リンク>
結核も呼吸器感染症の一つですが、これまで世界でパンデミックを起こした病気である、スペインかぜ、アジアかぜ、新型インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症もまた呼吸器感染症です。
感染者が咳やくしゃみにより排出した飛沫核が空気中を漂い、他の人が吸い込むこと。
飛沫核は長い距離まで空気中を漂う。
病原体を含んだ飛沫が咳やくしゃみ、会話によって飛散し、他の人の鼻や口の粘膜あるいは、結膜に接触することで発症する。
飛沫感染する飛沫は空気中を漂わず、1~2m以内の短い距離でしか移動しない。
病原体に汚染された皮膚や粘膜、創に直接触れたり、感染者が触れたものを触り、病原体を手などに付けたまま鼻や口の粘膜に接触して感染すること。
感染・発症しないためにはまず、免疫力を高めることが大切です。
例えば、結核菌を吸い込んでも、免疫力が高ければ結核菌が深く入り込む前に感染・発症を防ぐことができます。
免疫力を高めるには、
咳やくしゃみの症状がある時は、マスクを使用しましょう。マスクがない場合は、咳やくしゃみをする際にティッシュペーパーで口と鼻を押さえる等、咳エチケットを心がけ、周囲の人への感染を防ぎましょう。

(出展)国立感染症研究所 感染症情報提供サイト
厚生労働省
感染経路でもお伝えした通り、自分の身を守るには手洗い・手指消毒が大切です。

(出展)国立感染症研究所 感染症情報提供サイト
厚生労働省
鹿嶋市では、集団検診や一部のがん検診を医療機関で実施しています。
がんや結核をはじめとする呼吸器疾患は早期に発見し、早期に治療を開始することで、重症化を防ぎ、死亡率を低くすることができます。
対象の方は定期的にがん検診(胸部X線検査を含む)を受診しましょう。
鹿嶋市のがん検診については、こちらからご確認ください。