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今年の祭頭祭(平成31年)
記事ID:0050234
更新日:2021年3月29日更新
平成31年3月9日 木滝郷が祭頭祭を執り行いました。
午前十時
本陣を組んでいる鹿島神宮近くの旅館から太鼓の音が響いて、郷の代表者の皆さんが祭頭囃子を唄いながら境内にやってきました。
神前で祝詞の奏上が行われたり、神職の方が参列者にお祓いをします。
新発意(しぼち)
一軍の将として先陣に立つ男の子を「新発意(しぼち)」「大総督(だいそうとく)」「小僧(こぞう)さま」などと呼びます。新発意は祭の間地に足をつけてはいけないため、肩車をされて進みます。
神事に参加する際は狩衣姿で、午後の出陣の際には甲冑に着替えます。また、拝殿前には「大豊竹(だいほうだけ)」と呼ばれる奉納された竹が設置されます。祭頭祭の歌の中にも「鹿島の豊竹」という言葉が出てきますね。
午前11時45分頃
本陣前で踊りの披露があり、その後いよいよ囃子人らが宮中の町中へ。鮮やかな衣装で祭頭歌を囃しながら町中を凱旋します。
吹流しが青空にたなびいていました。
午後4時頃
囃子人の皆さんが境内に到着しました。
最後は、拝殿前に全員が勢ぞろいし、一斉囃子をして一連の凱旋が終了しました。
午後六時
来年の当番字を決める春季祭が行われます。木滝郷の代表者らが再度境内に。拝殿前に設置されていた大豊竹はこの時、豊作を願って打ち砕かれます。その後、来年の当番字を決める卜定が神前で行われました。来年は、北郷・荒野郷、南郷・溝口郷に決定しました。
鹿嶋市公式インスタグラムにも当日の写真が掲載されていますので、是非ご覧ください
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