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明石の百庚申(市指定文化財)
記事ID:0050231
更新日:2021年3月29日更新
4月1日に「明石の百庚申」(あかしのひゃっこうしん)が新たに市の指定文化財になりました。
4月12日(木曜日)に、明石の百庚申の所有者さんをお迎えして指定書の交付式を執り行いました。
明石の百庚申は、「庚申」という文字が刻まれた石塔90基・青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)が掘られた石塔10基、計100基からなる江戸時代後期(1846年~1855年)に奉納された庚申塔です。庚申塔とは、庚申講(お庚申様)の記念などに建立された石塔で、市内の多くの地区で江戸時代から大正時代にかけての庚申塔が確認されています。百庚申は、利根川沿いに群馬・埼玉・千葉・茨城と並ぶように所在が確認されていますが、茨城県内ではほとんど例がなく、大変貴重なものです。