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奈良毛の愛宕信仰
記事ID:0050203
更新日:2021年3月29日更新
大字奈良毛の高台に「愛宕」という地名があります。昔、奈良毛に火災が起こったとき、愛宕の山から白馬に乗った鎧兜の武者が、一本歯の下駄で下りてきて、火事を消し大事に至らずに済んだという伝説があり、それ以来、奈良毛では白い馬を飼わないそうです。毎年旧正月24日は例祭で、近在の信仰者が参拝に訪れます。愛宕権現は、光仁天皇の勅命により、和気清麻呂が愛宕大権現に勧請したのにはじまり、一般に火伏せの神として広く信仰されています。