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佐田の泣き供養
記事ID:0050201
更新日:2021年3月29日更新
泣き供養とは、お盆の15日に佐田の子どもたちが大きな位牌を十王のお寺から庭に持ち出し、鐘や太鼓を叩いて、寺の庭に並べられた石の周りを回り、続いて先頭の子どもが大位牌を持って、佐田地区の中を一周する行事です。この珍しい行事が、いつ頃から何のために行われたのか不詳ですが、疫病で大勢の人が死亡し、その供養のために行われたと言われています。中止すると、字内に不幸が起きるとの説もあります。