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中ぬき講
記事ID:0050187
更新日:2021年3月29日更新
この講はもともと信仰のために生れた講ではなく、戦後にできた講で、観音講(二十歳~四十五歳)を終った主婦で、六十歳前後以上の女性の講に入るにはまだ早い、四十五歳~六十歳くらいの女性たちのための講です。
日取りは日曜・休日とか雨降りの日を利用していました。地区によっては、十九夜さまの掛軸をかけて信心もかねてやるところもありました(長栖)。順番で当番が回ってきて、当番の家で行われました。また、お寺でやる地区(粟生)もあります。
お茶と菓子やすし等で、世間話に花を咲かせ、一日を楽しくすごすレジャーと親睦を深める講でした。