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現在の下生地区付近
記事ID:0050061
更新日:2021年3月29日更新
『鹿島志』の文章中の甕山(みかやま)の説明では、「下生村瑞甕山根本寺(しものうむら ずいようざん こんぽんじ)という寺の前の田の中に甕山がある。小さな塚なので椎の木を一株標しとして立ててある。」と記載されています。
また、甕山が神代から伝わる大きな壺が埋まっていた場所であるという説を紹介しているほか、「朝廷の使いが来た時に、この場所で楽人が舞を舞い雅楽を奏でて、神官が祝詞を奏上した記録がある。」とも紹介されており、神聖な場所であったことが伺えます。