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鹿嶋市教育委員会と鹿嶋市どきどきセンターは、鹿嶋市内の文化財をより多くの皆様へ周知し、文化財に愛着を持っていただくことを目的に、厨台遺跡群出土の「岩偶」(がんぐう)の愛称の募集を行いました。
選考の結果、全305件の応募の中から市長賞を受賞した「くりやっほー」が岩偶の愛称に決定致しました。
市長賞ほか、各賞を受賞した愛称は下記の通りです。たくさんのご応募ありがとうございました!
賞名 | 受賞の愛称 | 愛称の理由 |
---|---|---|
市長賞 | くりやっほー | 由来は厨台で発見されたため、その土地の名前を使いました。また、この岩偶は口を開けていて、左手が顔の隣にあることから、遠くに「やっほー」と言っているように感じ、「くりや」と「やっほー」を繋げて「くりやっほー」にしました。 |
教育長賞 | びっくりや | びっくりした顔に見えました。 |
どきどきセンター長賞 | がんぐっとくん | 岩偶(がんぐう)が、左手でぐっどしてるから。 |
どきどきセンター友の会長賞 | いわぞうくん | 岩でできていて、くるっと丸めた手のような部分が、象の鼻のように見えたからです。 |
商工会長賞 | かしもん | 鹿嶋市で見つかり、縄文時代のものだから。鹿嶋市→かし 縄文→もん。 |
粘土で作られた土偶に対して、石を加工して作られた人形の像を岩偶(がんぐう)と言います。厨台遺跡群の岩偶は、国道51号線バイパス工事などに伴う1980年~1990年代の発掘調査で発見されました。軽石製で高さ、幅共に約5.3cm、重さは約42g。縄文時代中期のものと推定されています。目と口に見える穴と、左手を上に突き出した愛らしいポーズが特徴です。
普段は鹿嶋市どきどきセンターに展示されていますが、7月22日(金曜日)から31日(日曜日)の期間内は、「2022かしま商工夏イベント トリックアート展in鹿嶋」に合わせ、鹿嶋市商工会館1階に展示されます。夏休みはぜひ「くりやっほー」に会いに来てください。
公益財団法人 鹿嶋市文化スポーツ振興事業団 鹿嶋市どきどきセンター
茨城県鹿嶋市粟生2242-1
0299-84-0799