ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 農林水産課 > 台風・暴風雨に対する事前対策と通過後の事後対策

台風・暴風雨に対する事前対策と通過後の事後対策


本文

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 ページID:0011138 更新日:2019年10月11日更新

 令和元年の台風15号並びに台風19号では、鹿嶋市の農業にも非常に大きな被害をもたらしました。

 今後も起こりうる気象災害に備えて、以下の対策を心掛けましょう。

1.事前対策

大豆

・ほ場の明渠(めいきょ)・排水溝を点検するとともに、排水路の清掃・補修を行い、速やかに排水されるようにする。

施設野菜、花き

・ハウス周囲に排水溝を設けて施設内への水の侵入を防ぐ。
・ハウスバンドや被覆フィルムの取り付け金具などに緩みがないか確認する。
・被覆資材の破損がある場合は、テープなどで補修しておく。
・換気扇などのあるハウスは、密閉して運転し、施設内に負圧をかけておく。
・出入り口に隙間のあるパイプハウスは、ビニルで覆い、密閉度を増す。
・燃料タンクは、転倒しないように安定性の確認を行う。
・ハウスの周辺を清掃し、強風で飛散する資材などが無いようにする。
妻面方向への倒壊防止や、強風防止のため筋交いを入れる。

露地野菜

・ほ場周囲の排水路を確保する。
・土砂水の浸入が常態化しているほ場では、浸水を少なくするため、水の浸入口に土のうを積んでおく。
・支柱や防風ネットの強度を確認するとともに、しっかりと固定する。
・これから作畝するほ場では、仮の畝たてを行いほ場内が乾きやすいようにしておく。
 また、排水が悪いほ場では、通常、畝たてを行わないほ場では畝たてを実施し、畝たてを行っている場合はいつもより高畝とする。

露地花き全般

・ほ場の周囲に排水溝を設置し、排水が速やかに行えるようにしておく。
・強風により、ネットのずれ、支柱が倒れて茎曲がりなどが発生するので、事前に支柱の点検、補強およびネット上げをしておく。

2.事後対策

大豆

・速やかな排水に努める。
・ほ場の浸水により茎疫病などの発生の恐れがあるため、防除対策に努める。

施設野菜、花き

トマト・アールスメロン・ピーマン・パプリカ

・施設内に雨水が浸水した場合は、直ちにハウス内外の排水を図るとともに、換気を行って湿度の低下に努める。
・浸水した場合、作物の根が弱るので、液肥の葉面散布を行い、草勢の回復を図る。
・ハウスを締め切り高湿度状態が続き、また強風により茎葉が損傷する場合は、次の対策に努める。

トマト

・疫病、葉かび病などの病気が入りやすくなるため、殺菌剤を散布する。

アールスメロン

・べと病、軟ぷ病、つる枯れ病などの病気が入りやすくなるため、殺菌剤を散布する。

ピーマン・パプリカ

・軟ぷ病、疫病、斑点病などの病気が入りやすくなるため、殺菌剤を散布する。

イチゴ

・苗が冠水した場合、病害予防のため土を洗い流すように、殺菌剤を散布する。
・草勢の回復を図るため葉面散布を行う。
・台風通過後の急な日差しによる葉焼けや苗のしおれに注意する。
・ベットが崩れた場合は、速やかにベットの補修を行う。

軟弱野菜(ミズナ、ホウレンソウ、コマツナ、パセリなど)

・施設内が浸水した場合は、直ちにハウス内外の排水を図り、換気を行って湿度の低下に努める。
・浸水した場合、作物の根が弱るので、液肥の葉面散布を行い草勢の回復を図る。
・ハウスを締め切り高湿度状態が続き、また強風により茎葉が損傷すると、べと病、白さび病などの病気が入りやすくなるため、殺菌剤を散布する。
・台風通過後には、急激に高温になる場合がある。萎凋、葉焼けを軽減するため、必要に応じて遮光ネットにより光線を抑制する。
・出荷の際に傷んだ茎葉はていねいにとり除き、出荷後の腐敗やトロケを防止する。

露地野菜

・風雨で茎葉が損傷し、病気が入りやすい状況となっているため、ほ場に入れるようになり次第、速やかに殺菌剤を散布する。
・ほ場が浸水、冠水した場合は明きょを掘り、排水に努める。
・ほ場の乾き具合を見て早めに中耕、培土を行い、発根をうながし草勢の回復を図る。その際、草勢を見て追肥や液肥の葉面散布を行う。
・細菌病などの発生の恐れがあるため、防除対策に努める。

露地花き全般

・冠水した場合、早急に排水を図り、根いたみを防止する。
・強風により、ネットのずれ、支柱が倒れて茎曲がり等が発生するため、倒伏したものは台風通過後、速やかに元に戻す。
・露地キクなど折損した葉、茎は、品質を悪化させないために整理し、下葉についた泥などはきれいな水で洗い流す。
・葉、茎の損傷により病害の発生の恐れがあるため早急に薬剤散布を行う。
・草勢回復のために、液肥の葉面散布を行う。

畜産

・施設の破損状況を点検し、修復する。
・ふん尿が飼料に混ざらないように注意する。
・生乳処理室などに風雨が吹き込んだ場合は、器具機材の消毒を行う。
・浸水した畜舎は速やかに排水対策を講じ、舎内の乾燥に努める。畜舎の滞水が引き次第水洗し、消毒剤や石灰の散布および塗布を行う。
・ふん尿貯留施設、堆肥舎等から「れき汁」が流れ出ないよう、側溝の設置や副資材の追加を行う。