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オリ・パラ応援企画第2弾として、東京2020オリ・パラの「エンブレム」に使われている日本の伝統色である藍色をみじかに感じてもらうために、藍染体験をしてハンカチと公民館ロビーのオリ・パラブースに飾るオーナメント作りを行いました。
布につける模様は自分で考えながら、輪ゴムと割りばしを巻きつけていきました。
巻きつけた布を水に浸けている間、藍染めの染料は何から作られ、どのように作られているか、染物の他に藍はどのように利用されているかをお話ししたので、「ジャパンブルー」と言われた藍色をみじかに感じることができたと思います。
染料を溶かした時の水の色や臭いがとてもすごかったので、布に色をつけるために揉みこんでいる間、発酵した臭いに騒ぎながらも、とても楽しそうに揉みこんでいました。
染まった布を取り出すと緑色でしたが、酸素に触れることで、だんだん藍色に変化していく様子を見ることができ、不思議でおもしろかったようです。
巻きつけたゴムや割りばしは、外してみるまでどんな模様ができたかわからなかったので、布を広げて模様が分かった時は、お互いに模様を見せ合ったり、自分で作った模様の出来ばえに満足した様子でした。
染めた布を広げていくと、全て違う模様ができあがり、テーブルに並べられた藍染の布を見て、「かっこいい。」といった声も聞こえてきました。
東京2020に向けて、少しでの多くの子ども達が日本の文化に触れ、日本の伝統の素晴らしさに興味を持ち、自ら体験したことを海外の方に伝えられるようにしていきたいと思います。