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8月29日(土)、9月5日(土)、10月3日(土)の全3回講座で、令和2年度前期市民カレッジ「心と体を健やかに!けん玉講座」が開催されました。
日本の伝統的な玩具として知られている「けん玉」ですが、年齢・性別を問わず楽しむことができ、様々な観点から心と体にもたらす効果があるといわれ、近年では世界中に愛好家が広がっており、国の内外を問わず、様々なコミュニケーションの場で活用されています。多世代の交流を深める手段となりうることを視野に入れて、来年行なわれる東京2020オリンピックサッカー競技鹿嶋市開催時に合わせて、おもてなしの活動の一つとしてけん玉体験教室を開催するなど、日本文化の発信や異文化交流につなげることも想定して開催しました。
講師には、長年に渡り茨城県鹿行地区や千葉県香取市でけん玉の普及活動に尽力されてきた「日本けん玉協会 かしまけん玉クラブ」の代表 子安三彦さんと、安島辰男さんのお二人をお招きし、ご指導いただきました。
講座では、「けん玉」の歴史や基本的な技術などを学びながら、毎回、日本けん玉協会の認定資格試験を受験していただきました。目標を持って技術の習得に励み、達成感を感じていただくために、認定資格の受験という機会を提供することで、受講生同士の連帯感をより深めることにつながりました。
参加された方の中には、初めて「けん玉」を手にした方がいましたが、「予想以上に面白かったです」との感想をいただきました。また「けん玉を通じて先生や参加者とコミュニケーションを取るいい機会になりました」といった感想もいただきました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、8名の受講生での開催となりましたが、受講生一人一人が、けん玉を楽しみながら、心身の健康増進やコミュニケーションの向上を感じていただけたようです。
今後様々な場面で、「けん玉」の知識や技術が、コミュニケーションツールとして活かされるものと期待します。