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令和2年1月25日(土)、2月15日(土)の計2回、30名の受講生が参加し、折り紙講座を開催しました。
この講座は、日本の伝統文化である折り紙を学ぶことをとおして多世代の交流を深めるとともに、近年では海外からも注目されている折り紙をコミュニケーションツールとして、東京2020オリンピックサッカー競技鹿嶋市開催時に、おもてなしの活動の一つとして活用できるよう、日本文化の発信や異文化交流につなげることを目指して開催しました。
講師には、「かしま灘楽習塾」で折り紙の講座を開講されている 薮谷邦宏さんをお招きしました。これまで薮谷さんには市民センターの事業でも、折り紙の体験教室を開催していただいています。
講座の第1回目では、折り紙の歴史についてお話しを伺い、基本的な折り図の見方や折り方を指導していただいた後、「鶴」や「かぶと」などの懐かしい折り紙や、「ぱたぱた鶴」や「パクパク唇」などの動きのある折り紙を、童心にかえって楽しむことができました。講座の後半では、オリンピック開催時に鹿嶋市を訪れたみなさんに喜んでいただけるよう、どんな折り紙をプレゼントしたいかを話し合い、アンケートを実施しました。
第2回目の講座では、アンケート結果に基づき、おもてなし活動でプレゼントする作品の折り方を習いました。「祝い鶴」「手裏剣」「鶴のポチ袋」「だるま」「金魚」など、講師より一つ一つ丁寧に折り方を指導していただき、講座生のみなさんには次回の講座までに折り進めていただくよう、折り紙を配布しました。
令和2年3月14日(土)最終回(第3回)の講座では、講座生全員で大きな作品を作成する予定にしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、残念ながら中止となりました。
講座生の中には、第2回目で持ち帰った折り紙をすべて折り、作品を届けてくれた方もおりました。鹿嶋市を来訪される多くのみなさんに、この折り紙を手に取っていただける日が待ち遠しいです。
折り紙を作る楽しさ、折り紙をもらう喜び、「折り紙」の様々な魅力を、オリンピック開催時など様々な場面で、コミュニケーションツールの一つとして活かせることを期待します。